これは油断がならない小説だぞ、と46ページまで読んだところで呟いた。 黒木あるじ『おしら鬼秘譚』(KADOKAWA)の主人公は、南東北を中心に発刊されている月刊タウン誌「みやぶら」で編集者を務めて 小さな水田で作業に精出す人たち。 作業を行っているのは… 棚田です。 田植えが行われたのは二本松市の西谷棚田。 西谷棚田は未来に残したい棚田として国が認定する「つなぐ棚田遺産」に選ばれていますが、長く耕作 きちんと見せる目的で使うのはもちろん、抜け感を出したり、新しさを受け入れたり。 本来の役割以上の着方ができるタイプに目をつけて、ジャケット頼みで「これから」をシミュレーション。