「暗い話は読んでもいいけど、暗い人とは付き合いたくないですよね」 門井慶喜さんはそう言って笑った。 近著となる長編小説『夫を亡くして 北村透谷の妻・ミナ』について話を聞いていたときの一言だ。 本作は、 「ぼたん寺」として知られる長野県伊那市高遠町山室の遠照(おんしょう)寺で、約180種2千株のボタンが例年より1週間ほど早く見頃を迎えている。 Netflixで大ヒット中の『素晴らしき新世界』は朝鮮王朝時代、服毒で極刑に処された宮中の女性カン・ヒビン(イム・ジヨン)が、どういうわけか300年後の現代社会に蘇り、女優シン・ソリとして生きる話だ