ご記憶だろう、今年2月、たいへんな“警察不祥事”が大報道された。
神奈川県警の交通機動隊の巡査部長らが、2年半にわたり追尾式の速度取り締まりなどで不正を行い、約2700件の違反を取り消すことになったと。 「僕は無智だから反省なぞしない」と語った小林秀雄の戦後の始まりとは。 敗戦・占領の混乱の中で、小林は何を思考し、いかに動き始めたのか。 編集者としての活動や幅広い交友にも光を当て、批評の神様の戦後の出発点 松本清張が『週刊朝日』の懸賞小説で三等入選となり、40歳を過ぎて作家としてデビューする直前に、福岡県の小倉で米兵の死体処理のアルバイトを行っていた可能性が高い、と昨年刊の拙著『松本清張の昭和』(講談