本を読むことが無条件によいものとされる現代で、読書の意味を問い直す試みをした新書『本とは何か』を刊行した美学者の難波優輝さん。 その難波さんが、『本とは何か』の装画を担当した佐々木マキさんと、漫 ――表題となっている田山花袋の『蒲団』は、作者自身と重なる妻子持ちの中年作家が若い女弟子に片思いした末、彼女のにおいが残る寝具に顔を埋めて泣く… という自己の性欲を赤裸々に告白した小説で、日露戦争後の 八木詠美の新刊『アンチグッドモーニング』が刊行。 第175回芥川賞候補作にノミネートされた本作を、文筆家の土門蘭さんが語る。 *** あなたにとって、この世で一番恐ろしいことは?