――2013年12月号の「壊死する地方都市」、翌14年6月号の「消滅する市町村523全リスト」と、大きな話題を呼んだ両特集以来、本誌では人口減少問題についてたびたび特集を組み、増田さんにも繰り返しご登 通史には妖しい魅力がある。 時に危うさを孕(はら)みつつ、歴史のトータルな姿を収めた著作は香気を放ち、人を誘惑する。 その香気の正体は何か。 本書に従えば、それは「史観」ということになる。 本書は、2 現在の経済学は人々が求めている「必要」に本当に応えているのだろうか。 本書はこうした視点から経済学のあり方を問い直そうとする意欲作である。 「必要」とは本書では、人々が求めているもののなかで社会的吟