◆母娘テーマ、落胆の種、象徴殺人への道 消えた猫、失(な)くした顔、境界越え、秘密の通路、地下世界、脱出口、象徴殺人、動物寓話(ぐうわ)といった村上ならではの要素が絶妙な形で再構成されている。 単独の 橋本治氏は思いのままに文体を操る。 24色のクレヨンのようだ。
どんな時代のどんな人生でも描けてしまう。 創作がとても職人的な仕事なのだ。 人間という生き物に洞察と哀惜と諦念の混じった眼差(まなざ)しを注ぐ。 2015年に誕生した「TOR」シリーズからの一足。 同ラインの中でも、特に話題を呼んだトレッキングシューズが待望の復刻。