シリーズ三冊目なのだけど、ぜひとも読んでもらいたい。 スリラーとして抜群におもしろいのがマルク・ラーベ/酒寄進一訳『スズメバチ』(創元推理文庫)である。 600ページ弱あってけっこうな厚さなのだが、 日が暮れるのが早くなってきました。 急に涼しくなると寂しくなって「もう少し夏が続いてほしい」と言い、暑さがぶり返すと「早く涼しくならないかな〜」などと思ってしまいます。 そんなことを繰り返しているうちに すでに映像化がはじまっている話題作。 『ゴシックタウン』というタイトルが直球だ。 アメリカ文学には南部ゴシックという系譜があり(とくに有名なのはウイリアム・フォークナー)、南部特有の閉鎖的な社会・文化を